誰にも負けたくない最強になりたい

このブログは記事ではなく文学です

TOEFL iBT 自体の感想

べつです.

前の投稿はHome Edition の話をしたので

今回はiBT自体の感想です.

(もともと同じ投稿の予定だったけど分けた)

なんでそれ受けるか

そもそもなんで受けることになったかというと

まあ今年の院試に必須になったというか.

例年ならばTOEFL ITPっていう,listeningとreadingのみのテストを

「iBTのscoreを提出する代わりに」

受けることができた.

ITPは,学校側で主催して行うもので,詳しい手続きとかは知らないんですが,

行った機関でのみ有効となるscoreらしい.

つまり英語の独自の試験の代わりに,ITPを行う,といったような使い方がされる.

例年だと,iBTを受けれない人は,これを院試の英語の評価として使われてきた.

まあ,実際のところ,iBTは高いしspeakingとwritingがあって不利だから

割と出願するほとんどの人がITPを受けてきたらしい.

ただ,今の状況下でITPを行うことが困難になったため

今年度のみ,東大の情報理工の院試では,全員iBTのscoreが必須となった.

この辺は僕の周りでは1ヶ月前くらいから結構騒がれてました.

いきなり必須になったっていう所とか

英語の点数は,院試受かるかの評価にはあまり関係ないって説もあるんですが

まあ,低い点数取りたくないなって所とか

英語というか語学力って急につかないから,結構いろいろ焦ったりして.

まあでも必須なわけで,どうしようもないので,受けたわけです.

 

という理由もあるのですが.

実は個人的に,必須になる前から受けるつもりで申し込んでました.

院試で提出しようとは考えていなかったのですが.

まあ,英語のモチベあげたかったんですよね.

テストを設定すれば自分のモチベが上がるってことが,最近わかったので.

あとは,とりあえず1回受ければ,将来必要になった時に焦らないかな〜と思って.

本当はTOEICTOEFL iBTと受ける予定だったんです.ただ

4月に設定してたTOEICが受けれなくなったので,いきなりTOEFLになりました.

ちなみに言うと,応用情報技術者試験も受ける予定でした.

が消滅.ざんねん.

 

対策なにしたか

対策的な話としては

英語自体は割と意識的に2月くらいからやってたので,TOEFL対策としては

まず単語帳と,公式ガイドブックを買いました.

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単語帳については,あまり真面目にやってないけどまあ,いい復習にはなりました.

公式ガイドブックは絶対に買った方がいいですね.

内容はどうなっているかというと

前半はTOEFL iBT自体の解説,評価基準や問題の傾向(めっちゃ詳しい)

Reading問題 大問(passage)5つ つまりTOEFL1.6回分と解説

Listening問題 1.6回分と解説

Speaking問題 1回分と解説

Writing問題 1回分と回答例の文(評価別に5つ文が書いてあった)と練習用topicいっぱい

ここまではテストの概要って感じで,大体物理的には本の1/3くらい.

残り2/3は練習用問題の解説,TOEFL4回分.

 

で,なんでこの本で一番重要なのが,DVDが付属してて.

DVD内に入ってるソフトをPCで起動すると,練習用問題ができるのですが,

これ,ほとんど本番と同じ環境です.

ほとんど同じ環境で,reading,listening,speaking,writingができます.

readingとlisteningは自動で採点してくれます.

その後,復習モードになって,自分の解答と正答,本文,解説を照らし合わせながら復習ができます.

speakingとwritingは採点してくれなくて,自分の解答が見れなくて,答え見れるだけですが,ちゃんと復習はできます.

いいところは,復習も含めてソフト内で完結している所です.

(後半の本の内容は,全部ソフトに入ってる)

しかも4回分.

これをやったかやらないかは,かなり差が出ると思います.

まあ自分は全部はやらなかったのですが...(時間ではなく普通にやる気の問題)

絶対に全部やった方がいいです.

 

加えてSpeaking対策として,DMM英会話を5月初めから1日30分ずつやってました.

毎日は続かなかったけど,20日分くらいはやったっぽい.

やってて,英語で会話するの,日本語より楽しいなって思ってしまった.

休会してしまったけど,また目標ができたら続けたい.

 内容についての感想

Reading

TOEFLのReadingは本文がめちゃくちゃ長いので,慣れてないとすぐ時間が経ちます.

ただ,段落を指定してくる問題がほとんどなので,無限に迷子になることはない...とはいうものの,結構つらい.

問題文自体も長い.つらい.

時間を使いすぎたら,ある程度割り切りは必要かなと.

あとは,TOEICよりも読解力は試されますね.

「あるなしクイズ」ではない,って感じです.

あとは,読解力試されるってことは,知識があって想像できた方が有利なので,

結構,科学系の文章は理系有利だし,歴史系の文章は文系有利だと思います.

特に,これはガイドブックの話ですが,

政治系のtopicが,何言ってるのか全然わからなくて辛かった.

 

Listening

Listeningの印象は「めちゃくちゃ長いな」これに尽きます.

形式としては,本文を聞いて,問題5問くらい解いて,が1セット

これをを6セットくらい繰り返します.

何が長いって,そもそも本文が長い.

授業形式だと5分.会話形式だと3~4分くらい.

まじで長い.いつ終わるんだって感じ.

これを何回も繰り返すので,だんだん集中力が切れてきます.

ただ,本文の完全理解は結構大変なんですが,

設問自体の読解力はそんなに必要じゃないと感じました.

むしろ短い会話形式は,設問の内容を一回しか言わないけど,

授業形式の方が同じ内容を何回も説明するので,

得点の難易度的には,本文の長さの逆なんじゃないかなと感じました.

メモも,詳しくとると言うより,図とか流れを書いた方がいいかも.

 

個人的に,練習ではReadingよりもListeningの方が得点率が高かったです.

が,本番は逆でしたね.

Readingのあとで,休憩なしでやるのが辛すぎました.

あと,TOEFL iBTの特性として,得点に関係ないダミー問題がReadingかListeningに入るのですが,

僕の場合はおそらくListeningの方に入って,結果,Listeningがむちゃくちゃな長さになりました.

こればっかりは運だと思います.

 

Speaking

大きく分けて問題は二種類で,

与えられたtopicについて,自分の意見を45秒で述べる問題.

会話または講義を聞いて,それを60秒にまとめる問題.

が数問ずつ.

正直,採点されたことがないので感覚がわかりませんが

ガイドブックの解答例を聞いて察するに

nativeのように話せ,というわけではなく

同じ内容を繰り返すことなく,ちゃんとした文法で,

あーとかうーとか言わず,躊躇せず話す

といいかもしれない.

解答時間は意外と短いので,ちゃんと言葉に出し切れるようにした...かった.

 

まあ,自分について話す問題はいいとして

会話と講義の方は,まずListeningができないと

Speakingの話の内容が不十分である,網羅できてない,となって減点になるので

とにかく前半に集中して,情報を落とさないようにしなきゃいけない.

というか,そこで結構点数決まる気がする.

 

Writing

これも採点されたことがないからよくわからない.

内容はSpeakingと似ていて

自分の意見を書く(300words~)

問題文を読んで,講義を聞いて,まとめる(150~250words)

の2問.

解答例を見る限り,思ったより採点基準は厳しそう.

ちなみに傾向を見る以外対策しなかった

ので,爆死している可能性あり.

word数は多分目安なんだと思うんだけど,

守らなかったらどうなるのかもわからない.

 

これも,講義を聞けないと内容が不十分になって減点されるので

結局Listeningが重要な気がする.

あとはWritingと言っても,答えはキーボードでタイピングするので

タイピングが遅い,ミスタッチが多いと明らかに不利だと思う.

特に英文のタイピング経験があるかとか.

僕は,目標word書くのがキツキツでした.

なんなら2問目は達成できなかった.

タイプ速度とword数の相関は普通にありそう.

 

まとめ

とにかく,Reading後のListeningが本当に辛かった.

10分休憩があるだけでもだいぶ違うと思うんですけどね.

 SpeakingとWritingについては本当によくわからん.

テストの最後に,ReadingとListeningは参考得点みたいなのが見れるのですが,

思ったより良かったので,80点はいっていて欲しい.

 

全く関係ないけど

選択だけじゃないガチな英語のテストを受けると,高校の英語のテストを思い出しますね.

あのテストと同等で「ガチ」な英語のテストはもう受けれないんだなって.

 

閑話休題

英語学習のモチベもまたあがりましたね.

英語は,将来仕事で使うとかそういう投資的なこと抜きにして,

学べば学ぶほど,人生を豊かにしてくれることが即時に実感できてよいです.

英語のドラマとか,映画とかもっと挑戦してみたいですね.

またTOEFLも受けたいです.

ただ高い.せめて$100くらいだったら,連発して受けたいと思うんだけどな.